ビンフック省が、日本の栃木県との友好協力協定を締結
2021年11月23日、ベトナム社会主義共和国のファム・ミン・チン首相の日本公式訪問の中で、日本の栃木県にて、ファム・ミン・チン首相立会いの下においてビンフック省共産党委員会のホアン・ティ・トゥイ・ラン書記官(同省人民評議会議長)、日本の福田富一栃木県知事は、両自治体間の友好協力関係の確立に関する覚書を締結した。
ビンフック省共産党委員会のホアン・ティ・トゥイ・ラン書記官(同省人民評議会議長)、日本の福田富一栃木県知事は、ファム・ミン・チン首相立会いの下において、両自治体間の友好協力関係の確立に関する覚書を締結した。
両自治体は、ベトナム及び、日本の平和と繁栄のための広範な戦略的パートナーシップに基づき、友好的な協力関係を築き、それぞれの平和と繁栄のための協力活動を共同で推進している。
両自治体の交流と協力の機会が増える分野は、投資誘致、貿易促進、教育・育成、医療、科学技術、観光、労働力輸出、ハイテク農業などである。
両自治体は、上級指導者代表団、専門家代表団、企業や投資家の訪問や会合の開催、両自治体がそれぞれの地元において開催する文化交流プログラムや祝日に際しての重要なイベントに参加するための代表団を設立することなどに合意した。
同日、栃木県では、ベトナム外務省、計画投資省は、「地方自治体交流の機会、企業連携」を題するベトナム・栃木県経済フォーラムを日本の栃木県政府と共催した。今回のフォーラムには、中央政府及び地方自治体のトップら、ベトナム及び日本の企業の代表社が出席し、注目を集めた。
2021年10月末までに、ビンフック省は426件以上の海外直接投資(FDI)プロジェクト(総登録資本金:71億米ドル超)を誘致した。そのうち日本は56件、登録資本金が14億6,000万米ドルとなる。
2015年以来、日本の住友グループは、ティエンケー社とタムホップ社(ビンスエン郡)でのタンロン・ビンフック工業団地(面積:213ヘクタール、投資総額:約1億米ドル)の建設に投資している。
友好協力に関しては、ビンフック省及び、秋田県は、2015年3月に経済・農業分野での包括的な協力を強化するための友好協力に関する覚書を締結した。