Monday, 07/03/2022 10:17:24 (GMT+7)

国際金融公社(IFC)がビンフック省と提携

国際金融公社(IFC)がビンフック省と提携

2021816日、ビンフック省人民委員会の指示に従い、企画投資局は、関連省庁と協力して、国際金融公社(IFC)との企業の生産状況と同省のロジスティクスに関するオンライン会議を共催した。

近い将来、IFCは、ロジスティクス効率の向上と持続可能性の改善を通じて製造業の競争力をさらに高めることにおいてベトナムへの支援に関するコンサルティング・プロジェクトを開始する予定である。IFCは、このプロジェクトを開始するにあたり、地方自治体からの、“民間企業が投資に参画するための良好な環境を整備することを通じてロジスティクス効率の向上”に関する意見聴取を実施した。ビンフック省は、IFCが調査・情報共有・情報収集を行う最初の地方自治体の一つである。

会議では、ビンフック省の各省庁の代表者は、企業の生産状況、企業の生産状況と同省のロジスティクスの発展、更には、将来の発展の方向性について、IFCに情報を提供した。

2020年11月12日、ビンフック省人民委員会は、地方自治体の潜在力と利点を活用するため、以下のT&Tグループ(T&T Group)、シンガポールのYCHグループ(YCH Group )、及びシンガポールのYCH Holdingsを含む3人の投資家の合弁会社の投資方針決定を承認した。この投資家らは、市場のニーズに応じたロジスティクスサービスの提供を目的として、ビンフック省ビンズイエン郡フオンカン村およびソンロイ社(面積:約83,078ヘクタール)に、“ビンフック省のインランド・コンテナ・デポ(ICD)方式のロジスティクスセンター”プロジェクトを展開している。このプロジェクトは、投資方針決定の承認から50か月以内(第1フェーズ:2022年第3四半期から、第2フェーズ:2024年第4四半期から)に、運転開始をする予定ある。

“ビンフック省のICD方式のロジスティクスセンター”は、北部地域で最大規模のICD方式のロジスティクスセンターの一つであると評価されており、運転開始後、国内貨物の通関拠点、地域の重要な交通運輸の接続点、及び複合輸送としての接続点としての役割を担っている。又は、このセンターは、輸出入品の通関や税関手続きを実施し、ハノイ・ラオカイ間の経済回廊(中国からラオカイ国境ゲートを通過する貨物の流れ))における国内貨物の積み替え、輸出入、トランジットを実施するという役割を担っている。更には、このセンターは、ハノイ市、ラオカイ省、イエンバイ省、フートー省、ビンフック省、トゥエンクアン省、ハザン省の各省の生産・消費に対応した品物の保管・流通を行う場所である。この結果、ベトナム、ASEAN諸国、中国、その他の国際市場間の貿易促進に貢献する。“ビンフック省のICD方式のロジスティクスセンター”の建設への投資は、ビンフック省をはじめとする地域全体のロジスティクスサービス産業の発展に貢献し、工業生産を積極的に促進し、投資家、省内の投資家および企業に新たな機会を開く。