ビンフック省計画投資局が、“サプライチェーン・パートナーシップの模索においてコンパル・ベトナム有限会社への支援”を題する会議を開催
複雑な流行を伴う新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の発生は、ビンフック省をはじめとする全国の企業の生産・事業活動に深刻な影響を及ぼしている。 同省の海外直接投資(FDI)企業が直面している大きな問題の1つは、バクニン省、バクザン省などのいくつかの省にいるサプライヤーが、地方自治体のCOVID-19予防・制御措置を遵守するために、一時的な営業停止や材料の供給停止を余儀なくされることによる、サプライチェーンの混乱のリスクである。
ビンフック省人民委員会の同意を得て、コンパル・ベトナム有限会社の要請により、2021年6月17日、同省計画投資局は、同社向けの在同省サプライヤーであるパートナーを見つけるためのオンラインおよび対面式の会議を開催した。この会議は、同社向けの製品調達における困難を解決するためだけでなく、在同省のFDI企業と省内企業の間の長期的なつながりを促進するための基盤を作るためにも、非常に重要な意味を持っている。
コンパル・ベトナム有限会社の担当者は、会議において、工具、金型、紙箱、プレストレイなど、同社が提供する必要のある製品に関連する情報の概要を説明した。同社の製造部門によると、これらの製品は難しいものではないが、高い精度が要求されるため、その製品やその他の類似製品を生産したことのある、経験を持つ製造機関が必要である。電工ビナ有限会社とアキュラシー有限会社は、この会議を通じて、会社の能力について直接に話し合った。技術要件、製造量、価格などの詳細情報については、会議終了後にコンパル社が関連企業と交換する。
コンパル社の代表者の発表を聴取した後、会議のゲスト代表である ベトナム裾野産業協会(VASI)の副会長兼書記長のチュオン・ティ・チ・ビン氏は、「VASIのメンバーである多くのビンフック省の企業は、コンパル社の要求を十分に満たすことができる」と確認した。VASIと同省計画投資局は、コンパル社が、省内企業が自らの能力を完璧に向上させるための機会と条件を整えることを期待している。
この会議は成功裏に開催され、出席企業から多くの反響があった。ビンフック省計画投資局は、今回の会議の後も、コンパル社と連絡を取り、協力する必要のある企業を結び付け、支援する役割を引き続き果たしていく。