ビンフック省計画投資局が、韓国企業向けの投資促進セミナーを貿易投資促進庁と共催
ビンフック省の投資環境、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のの予防管理対策と同省の社会経済発展の成果をPRし、韓国の投資家がベトナムにおける投資・事業戦略を作成し、投資機会を探るために役立つ情報を提供できるように、2021年8月4日、商工省傘下の貿易促進局(VIETRADE)は、“ベトナムの経済はどのように新型コロナウイルス感染症(COVID-19)禍に対抗するのか”を題するウェビナーを保健省傘下の予防医療局、在ベトナム世界保健機関(WHO)、ハノイ市の大韓貿易投資振興公社(KOTRA)、ビンフック省計画投資局、ホーチミン市投資貿易促進センターと共催した。
韓国は、ベトナムで、外国直接投資の主要国であり、プロジェクト数と登録資本金が年々着実に増加している。特に、韓国の大手企業の多くがベトナムに進出していることで、バリューチェーンに沿って効果的な投資波及効果が生み出されている。2021年第1四半期末までの累計で、韓国は、有効プロジェクト数9000件以上、登録資本金715億ドル以上(ベトナムへの海外直接投資(FDI)の総資本金の18.1%に相当)で、ベトナムに投資する国々・地域の中で1位を占めた。
2021年6月末までに、ビンフック省は、加工、製造、電気、電子産業などの分野における208件の韓国人投資家からのプロジェクト(総登録投資資金:24億米ドル超)を有する。ビンフック省は、プロジェクト数と海外直接投資(FDI)の資本金上で1位となる。同省は、年間2,000万ドル以上(4,600億ドン以上)の国家収入に貢献する。
ビンフック省は、COVID-19禍が発生したベトナムにおいて最初の地方自治体(発生時:2020年2月と2021年5月)である。COVID-19の流行が始まってから今に至るまで、同省は、常に以下の目標の達成を取り組んでいる。
- 人々の健康を確保すること
- コンミュニティ、企業、工場、工業団地などでのCOVID-19の流行を防ぐこと
- 生産チェーンと事業チェーンを断ち切らないこと
- COVID-19予防と社会経済発展という“二つの目標”を積極的に果たすこと
これまで、同省は、COVID-19禍の抑制と社会経済発展を実現してきた。同省の2021年前半の国内総生産(GRDP)は、2020年の同時期に比べて14.21%増加した。これは2015年以降で最も高い成長率であり、全国平均を上回っている。
ウェビナーでは、多くの投資家は、ベトナムでのCOVID-19禍の現状について、多く質問した。すべての質問には、ウェビナーに出席した代表者らが答え、十分な説明を行った。