トヨタ・ベトナムの作業人に対する新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のワクチン接種を実施

2021年7月9日から10日までの2日間、ビンフック省総合病院は、トヨタ自動車ベトナム（フックイエン市フックタン区）（以下“トヨタ・ベトナム”という）の作業人を対象に、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のワクチン接種（1回目）を実施した。保健局の計画による今回の企業に対するワクチンの供給量は1,500回分である。

ビンフック省総合病院は、安全かつ効果的なワクチン接種作業を行うため、トヨタ・ベトナムの作業人を対象としたCOVID-19のスクリーニング検査とワクチン接種に参画するスタッフ51人を手配した。また、接種セッションのための道具、設備、施設に加え、接種後の反応（もしあれば）のケースに迅速に対応するための薬剤や緊急施設も準備している。

トヨタ・ベトナムの作業人に対するCOVID-19のワクチン接種

トヨタ・ベトナムは、保健局とビンフック省総合病院の要請により、一方通行の原則に沿って接種エリアを配置し、規制に従った注射台の間隔・位置を確保した。同社は、同時に大勢の人が集まることを最小限に抑えるため、接種を受ける人を時間帯・各部門・各ラインによって順調に規制した。予防接種に来る医療スタッフ及び作業人は全員、予防接種現場の規則に従って、マスク着用、手洗い・消毒、体温チェック、医療申告などの個人保護措置を遵守した。

統計によると、2日間でワクチン接種に参加したトヨタ・ベトナムの作業人数は1466人、内訳としては、接種者数は1353人、ワクチン未接種者（条件不足）の数は113人である。

接種セッションは、医療スタッフの高い責任感とトヨタ・ベトナムの協力により、接種後に重篤な反応を示すケースがなく、無事に行われた。ビンフック省総合病院は、今後も、ホンダ・ベトナム社（フックイエン市）、ピアジオ・ベトナム社（ビンスエン郡）の2社の作業人を対象としたワクチン接種（計5,700人分）を実施する予定である。これは、同省が、COVID-19の予防管理対策において企業に協力し、生産・事業活動の促進を引き続き確保する努力と決意の1つである。