ビンフック省が、政府機関や企業の出入管理においてIT応用を強化
ビンフック省人民委員会は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の複雑な流行の状況下において、COVID-19流行を積極的に予防・制御するため、省内でのCOVID-19流行の予防・制御措置に関する第1948/QD-UBND号決定(2021年7月18日付)を発行した。その措置の一つは、機関や企業への出入りを管理するためIT応用を強化し、QRコードを使用するように、政府機関や企業に要請することである。
ビンフック省計画投資局は、同省人民委員会の指示および情報通信局の指導に従って、以下のとおりに関する第2242/SKHĐT-VP号公文書(2021年7月22日付)を発行した。
- 出入り時のQRコード読み取りを実施
- 第2244/SKHĐT-TTNC号公文書(2021年7月22日付)を実行
- 同省計画投資局の管理下にある117社に対し、QRコードの読み取りによる企業への出入りを管理するよう指導
2021年7月23日、情報通信局は、計画投資局及び2社に対する事実検査チームを設立した。検査後の結果は、以下のとおりである。
事務所のドアにおいて計画投資局事務所の防疫ポイントが設置され、QRコードの読み取りを行われている。2021年6月16日から2021年7月23日までのQRコードのスキャンによる出入申告回数は230回である。
GOモールの防疫ポイントは、お客さまが医療申告をスキャンするために、モールの出入口2カ所にQRコードを作成し、モールの従業員にとって、従業員用の別の入口において医療申告を行っている。2021年6月10日から2021年7月23日までのQRコードのスキャンによる出入申告回数は312回である。
フラミンゴ・ダイライの防疫ポイントは、お客さまが医療申告をスキャンするために、正門にQRコードを作成し、従業員および管理者にとって、従業員用の別の入口において医療申告を行っている。2021年6月20日から2021年7月23日までのQRコードのスキャンによる出入申告回数は366回である。
また、検査時には、防疫ポイントを設置し、ルールに従って名前を付け、毎日QRコード読み取りを行っている企業が20社ほどあった。今後、計画投資局は規定に従ってQRコードのスキャンによる人の出入りを引き続き管理するように、企業に要請する。
政府機関や企業がQRコード読み取りの応用を通じて、人の出入りを科学的かつ便利に管理し、異常事態を速やかに検出して対策を講じることができるようになった。これは、COVID-19予防と管理を強化し、感染を防ぎ、住民の健康を確保し、ニューノーマルにおいて省内の政府機関や企業の業務を維持するための方策の一つである。